2014年11月29日土曜日

64%は国民の血税なのに

 11月28日に2013年の政治資金収支報告書が総務省から発表されました。自民党が前年比47%増で5年ぶりに首位に返り咲いたと、大きく報道している新聞がありました。

 自民党の収入のうち約64%は、政党助成金です。1995年に始まりました。政党助成金の導入の代わりに企業・団体献金はやめるといわれていたのでは?国会議員が5人集まれば政党助成金を受け取ることができます。
 20年間で総額約6316億円、一枚ずつ積み上げたら約一年分で東京タワーの高さに、約2年分でスカイツリーの高さになる政党助成金です。
 この助成金が国民のために使われたら、小学校1年生の35人学級を73年以上継続できます。日本共産党都議団の提案では、認可保育園の定員を4年間で3万人増やすには約780億円、特別養護老人ホームの定員を4年間で2万人分増やすには2600億円でできます。

 国民一人当たり年間250円の税金が日本共産党を除く各政党の分けられる政党助成金制度は、まず廃止を‼ 企業・団体献金も禁止を‼ 高額な飲食費や接待費に充てるなんて、とんでもない!身銭を切るべきと思うのです。国民の声がまっすぐに届く政治を今度こそ実現したいですね。