2015年6月1日月曜日

映画「アオギリにたくして」とアオギリの植樹式に行ってきました。

 
 5月31日、相模原市立博物館の地下大会議室で、「終戦・原爆投下70周年記念事業 2015年市民平和のつどい」のひとつとして、映画「アオギリにたくして」の上映会がおこなわれました。
 この上映会は、2015年3月定例会議の一般質問のなかで、終戦・被爆70年の年として市民の平和思想を普及していくために、被爆アオギリ2世の苗木の植樹とあわせて映画の上映を市として取り組むことを求め、実現しました。
 この日、110名ほどの市民の皆さんが映画を鑑賞しました。
 70年前、広島で被爆し、片方の足を失いながらも懸命に働き、やがて「平和な世界」をめざし語り部として生きた一人の女性の生き様が胸に迫ってくる映画でした。
 主人公は結婚が実らず、失意のどん底にいたときに、職場の庭にあった3本の被爆した「アオギリ」が翌年1946年に若葉をつけていた姿に自分の生き方を重ねて、「平和の語り部」として生きていこうと決意する場面は、とても感動しました。
 私は、映画を観た後に「被爆アオギリ2世」の苗木の植樹では、このアオギリを相模原市で大きな木に成長させて、「平和の願い」「核兵器廃絶の願い」を実現していくことを広島から贈られたアオギリに託されたんだと、強く思いました。
 「被爆2世・アオギリ」は淵野辺公園に植樹しました。